二名の改善例

 11月に入り、早くも残り二ヶ月となりました。寒さ本番を迎える今月二日には、二名が改善した喜びを語ってくれました。

 一人目は70代の女性です。この方は平成17年7月に約三ヶ月間ほど全身の痒みや湿疹で夜が酷い時に漢方薬を服用していましたが症状が落ち着いたので、その後の漢方薬服用はずっと休んでいました。                それからちょうど一年前の令和3年11月はじめに久しぶりに来局した時には、睡眠不足で(4時間くらい)漢方薬を再び飲み始め、約半年間で睡眠時間は改善されていき(今年9月の段階で7時間睡眠)、その間にも頻尿や舌黄、ヘモグロビンの数値改善などに対応しながら漢方薬を服用し続けていました。二日に来局した時には「狭心症の症状は服用期間に一切の発作もなく、カテーテル準備の話まで出ていたのに主治医が“大丈夫”の太鼓判を押してくれましたょ」と笑顔で教えてくれました。

 もう一人の80代女性は今年9月に「10年来の腰痛が酷くなり歩けない」と連絡があり、急きょ腰痛用の漢方薬を中心に切り替えました。それまで本人は整骨院や整体などに通っていましたが夏ころから「新たに右腰を痛められた」と言って違う整体に通い始めていました。それでも治まらず寝込むほどになっていましたが、漢方薬を服用し続け今月二日には自分で自転車で来局するほど腰痛が改善し「お陰様で腰痛が良くなりましたよ!世の中が明るく見えます!ホントお蔭様」と笑顔で教えてくれました。

 主訴の改善を求めて漢方薬を服用する方の中には、期間中に他の少し気になっていた症状がいつの間にか改善していたという方が多くいます。体質改善をするには、やはり漢方薬が一番の近道だと思います。

不眠と血糖値が改善!

今日は不眠と血糖値が正常になり病院での検査が無くなった女性について、改善の報告をします!

 この方は平成17年7月に長引く風邪で咳が酷く、当薬局の漢方薬を一ヶ月間服用で完治、翌年7月には全身の湿疹、痒みで夜も眠れぬ日々を過ごしていましたが、当薬局の漢方服用で改善していました。

 昨年11月に「不眠と血糖値が高いので治したくて来ました。久しぶりですが、また助けて下さい」と言われ、漢方薬を服用開始。途中、季節の変わり目の不調や食欲不振、足の痛み等がありましたが、その時々の体調や症状に合わせて少しずつ処方を変え、きちんと服用していました。

今日は来局の時から明るい笑顔で来局し、お話を伺うと不眠や血糖値が改善され、病院で「血糖値が正常値になったので病院には来なくてOK」のサインをいただいたそうです。

患者さんの主訴を汲み取り、その方が抱えるストレスや不調を改善する為の“源”を見極める漢方治療は、改善への近道といえるでしょう。